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健康維持に欠かせない”酵素”の種類と働き

健康を語るうえで、欠かすことの出来ないのが「酵素」

酵素はたくさんある栄養素の1つですが、その働きは解明されていないことも多いのです。

それでも、健康に無頓着な人ですら、その言葉を見聞きするような時代になりました。

それはいかに酵素が素晴らしい栄養素かということの表れではないでしょうか。

酵素とうまく向き合うことで、計り知れない恩恵を体にもたらすことが出来るのです!

 

これからお話する酵素の働きはほんの一部です。

でも酵素の働きを少し知るだけでも、果てしないその魅力に憑りつかれ、皆さんの健康の考え方に大きなパラダイムシフトをもたらすことになるでしょう。

明日からでもすぐに取り組めるものから、長期な観点も踏まえて、酵素の魅力とその向き合い方についてお伝えしていきます!

目次

酵素は第9の栄養素

5大栄養素、7大栄養素、そして最近では9大栄養素という言葉もかなり普及してきましたね。
時代と共に研究も進み、ドンドン新しい栄養が見つかってきています。

9大栄養素とは?

酵素は第9の栄養素と呼ばれています。
見つかったのが、9番目。最近になってわかった栄養素の1つなのです。
ですから、まだまだ未解明なことが多くて当然ともいえます。

基本的な酵素の働き

酵素の全般的な働きに関しては、正直インターネットで検索してもわかりにくい説明が多いです。
難しい言葉や専門用語の羅列を見て、「よく分からないな~」と思われた方も多いのではないでしょうか。

簡単に説明すると、「人間が生きるために必要なこと全ての役割に関与し、それが潤滑に進むようにサポート」してくれています。
体内で自然に起こることも、ご自身で意図して起こす動作も全てです。
体で起こるありとあらゆる化学反応を手伝う、潤滑油のようなイメージで良いかと思います。

まばたきを一回するにも酵素の力は必要であり、身近なところでは唾液の中にも分泌されています。
そして人は酵素が無くなったら死ぬともいわれています。
正確には土に還るための酵素を残しているそうです。人間の持つ能力は本当にすごいですね!

とにかくこれだけでも、酵素がいかに重要な栄養素であるということがご理解いただけるのではないでしょうか。

酵素の種類

酵素には、大きく分けると「潜在酵素」と「体外酵素」の2種類があります。
名前は似ていますが、それぞれ役割に違いがあるのです。

①潜在酵素

人間が生まれ持っている酵素を、潜在(体内)酵素と呼びます。

注意しなければいけないのが、潜在酵素は加齢とともに減少していきます。
「年を取ると代謝が落ちる」というのもまさしくこのこと。

そして赤ちゃんとして産まれた段階で、その人の持つ一生涯の酵素の量は決まっているといわれています。
それを左右しているのが、妊娠中のお母さんの健康状態。
お母さんが健康であり酵素をたくさん保有していると、その分赤ちゃんも豊富な酵素をもって生まれてくるということです。

②体外酵素

潜在酵素とは違い、食べ物など(外部)から摂取する栄養素のことです。
よく「食物酵素を含む食品は体に良いですよ」なんて耳にしたことありませんか?
まさしくこのことです。
身近なものでは発酵食品などが、もっともイメージしやすいのではないでしょうか。
納豆、キムチ、生の果物や生野菜などですね。

ただし、気をつけなければならないのが、‟体外酵素をたくさん摂取しても潜在酵素は増えることはない”という点です!

「潜在酵素」と「体外酵素」の役割の違い

体外酵素は、潜在酵素の‟補酵素”として働いています。
潜在酵素が、より効果的に働くための手助けをしてくれるということです。
俗にいう体に負担の少ない食べ物というのは、潜在酵素を無駄遣いしない食べ物です。
潜在酵素が社員さんなら、体外酵素はそれを手伝うアルバイトさんのような存在。
名前や働きは似ていても、厳密には「役割が違う」のです。

反対に、薬やアルコール・動物性のもの・脂っこい食べ物は、同じ消化活動をするにしてもたくさん酵素を浪費してしまうのです。
ましてや本来の自然界になかったような加工食品、白砂糖のような生成物は、人間の持つ酵素では分解しきれないともいわれています。
それが消化不良を起こす原因ともなってしまうわけです。

そういう食生活を慢性的に続けることは、「アルバイトさんなしで社員さんが重労働を強いられてしまう状態」です。
これはもはやブラック企業ですね😂

自分の体を1つの会社として考えてみましょう。
いかに社員さん(潜在酵素)を大切に扱うかが、会社の繁栄を左右しているということ。
思いやりのある組織運営(食生活)を心掛けなければ、経営危機(病気)なりかねないということです。
あなたの体のオーナーは、あなた自身なのです!

酵素の働き

酵素の主な働きは、2つあります。

①消化酵素

みなさんが食べたものを消化・分解することも、かなり重要な酵素の役割の1つですね。
消化酵素の働きがなければ、まず胃に入ってきた食べ物は、消化も吸収もされず「ただそこにあるだけ」の状態になります。
消化酵素無くしては、食べ物の消化・分解に果てしない年月がかかるといわれています。
モノによっては腐ってしまうでしょうね。

②代謝酵素

酵素の働きで特に大切に考えなければならないのが代謝酵素としての働きです。
体にとって代謝というのはざっくりいうと「化学変化全て」です。
成長作用・排毒作用・抑制作用・回復作用なども含めて、すべての働きに大きく関与しています。
代謝酵素が充分に働くだけで、生命活動の全てが潤滑に行われるわけです。

健康の度合いと酵素の量は比例関係にある

「健康」とは、生命維持活動を円滑に行うための様々な体内バランスが整っていることです。
そしてそのバランスや活動をサポートしてしているのがこの酵素の役割ですから、それが減ってしまうと健康状態に支障をきたしてしまうのです。

加齢とともに酵素の量は減少していくと前述しましたが、決して増えることもありません。
よって酵素は非常に大切に遣わなければならない栄養素ということ。
そして著しく低下するのは「40歳を目安に」といわれています。
一般的に35歳で高齢出産といわれるのも、納得の話ですね。

すなわち健康維持、健康寿命のために欠かせないのが「酵素を節約する」という考え方なのです。

酵素の節約術

潜在酵素をうまく遣えないと、代謝酵素が充分に働けなくなってしまいます。
では‟代謝酵素が充分に働けない”とは、一体どんな状態でしょう?

①通常生活での酵素消費

例えば今日遣えるであろう酵素が10ポイントあったとしましょう。

原則、「酵素は必ず消化優先」で働きます。
1日3食それなりに食べてしまう人は、これで8ポイントほどを消化酵素として遣ってしまいます。
そうすると残り2ポイントで代謝をしないといけなくなってしまうのです。
これは体にとって非常に深刻な状態です。
細胞などの修復作業が正常に行われなくなったり、排泄、排毒などにも支障をきたします。
仕事は溢れていても、肝心な社員さんが不足していますから仕事が追い付かないのです😂

②ファスティング中の酵素消費

ちなみに代謝酵素をより活性化させるのが、少食やファスティングです。
ファスティング期間中の特に断食期間になると、消化をさせないわけですから、酵素の遣われ方は逆転します。
少なくとも8ポイント以上は代謝酵素として存分に働いてくれるわけなのです。

とにかく少しでも食事を減らそう!

酵素節約術として明日からすぐに取り組めるものとしては「少食化」です。
1食減らしたり、1時間でも多く食べない時間を増やしましょう。
それだけでもあなたの体はすごく喜んでいますからね。

体調の長期的な改善、根本的な改善はやはり「3日以上の断食」です。
酵素を効果的に働かせること以外にも様々な相乗効果が望めます。

こんな人は要注意!!酵素不足の可能性大!!

・疲れやすい
・十分な睡眠を取っているのに眠い
・肌荒れが治らない
・便秘
・痩せにくい
・太りやすい
・体調がすぐれない

これらが慢性化している人は危険です。
健康被害、もしくは予備軍です。

酵素不足の影響がかなり大きいと考えられますので、食生活を見直す必要があります。

まとめ

酵素という栄養素がいかなるもので、どれだけ僕らの健康維持において欠かせないかがお分かりいただけましたでしょうか。
酵素は増やすことが出来ないからこそ、大切に考え節約してあげてくださいね。
それだけでもたくさんの不調は改善するでしょう。

生活習慣を少しずつ改善することももちろん大切です。
それでも代謝酵素活性化の特効薬としては、やはりファスティング(断食)が有効手段です。
お悩みや、お困りの場合は是非一度カウンセリングを受けてみましょう!

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