ダイエットに“センス”は要らない
かくいう、僕自身も20代半ばを過ぎたあたりから太り始め、すごく悩んだ時期はありました。
実際そういう悩みを抱く方もたくさんおられることでしょう。
なぜ、簡単に痩せることができる人と、太ったままの人がいるのでしょう。
痩せることはそんなに難しいわけでもないのに、不思議な話です。
ただ、覚えておいてほしいのは「人は自分の想像した通りの人間にしかならない」ということです。
なかなか痩せられない人、万年ダイエッターは必見!!
理想の自分になるための大切なマインドセットをお話していきます。
目次
- ○ 「努力は裏切らない」の世界
- ○ 気持ちの温度差が結果を左右する
- ○ 思いつく限りの方法を試しきれ
- ○ “痩せる”よりも“健康体”を目指せ!
- ○ 悩むべきは、痩せた自分で何をしたいのか!
- ○ 体重計に乗る癖を!
- ○ 最終ゴールだけではなく小さなゴールも
- ○ まとめ
「努力は裏切らない」の世界
ビジネスやスポーツ、または芸術の世界で特に抜きんでるような成果をあげるには、多少なりとも努力以外の能力が必要となってきます。いわゆる「才能」と呼ばれるものです。
僕は、20代のほとんどをバンドに費やしてきました。
ギターを例に出して考えてみましょう。
ある程度ギターを上手く弾けるようになるには、努力次第で誰でもできます。
でも、人の心を震えさせ感動を与えられるような、訴求力も個性もあるギタリストになるには努力だけではなかなか難しいのです。
上手い、下手が関係ない世界になってしまうからですね。
曲を作ることは努力で出来たとしても、誰もが感動するような名曲を生みだすことは、ある種努力とは無縁の部分にあるともいえるのです。
でも痩せる痩せないに関しては才能やセンスは全く必要ない世界です。
「努力は裏切らない」の世界です。
そんな世界にも関わらず、なぜこれでもかというくらい痩せられない人がいるのでしょう。
答えは簡単です。
本気で「痩せたい!」と思っていないからです。
気持ちの温度差が結果を左右する
まず大切なのは気持ち… いわゆるマインドセットです。
「人は自分の想像した通りの人間にしかならない。」
それは言い換えれば「自分の想像した通りの人間に、必ずなる」ということです。
そして何より行動や結果を生みだす出発点が“気持ち”です。
この土台作りがしっかり出来ていないと本当に何をやってもうまくいかないのです。
果たして、しっかりしていない土台の上に良い家が建つでしょうか。
とにかくまず必要なのは「圧倒的な願望」です。強い強い気持ち。
「何が何でもやってやる!」という精神です。
そういう気持ちを生みだせていない時点で、何をやってもうまくいかないのです。
なぜかというと「痩せたいのに痩せられない」というのなら、
それは「あまり痩せたいと思っていない」という裏付けになるからです。
「あまり痩せたいと思っていない」というのは、もしかしたらあなたにとって必要ないことなのかもしれません。
大して求めていないことをやろうとして、なんとなくの気持ちで願望が叶うほど人生はあまくありません。
さらに深堀していくと「あまり痩せたいと思っていない」というのは「現状維持でいい」ということの裏返し。
つまり「太っていたい」ということです。
この気持ちで痩せられるわけがないんです。
だって人は自分の想像した通りの人間にしかならないのですから。
思いつく限りの方法を試しきれ
有難いことに情報化社会となり、痩せるための色々な方法がすぐに見つかる世の中になりました。
たくさん方法があっても、うまくいかない人もいます。
うまくいかない人は、思考の中で失敗することを選んでいます。
「あたしには向いていないかもしれない」とか「続かないかもしれない」なんて考えて、手を出さない方も多いのでは?
何を言うてるねん!という話です。
さすがに色んな情報を仕入れたとしても、何でもかんでも手を出してては時間がかかります。
でも、何かを始めないと何も変わらないことも明白です。
たくさんある方法の中で自分が「これだ!」と思えるものがあれば、まずとことんやってみる。実践あるのみなのです!
“人間の体は千差万別”
誰かと同じようにやって同じような結果がでることなんて無いに等しいのです。
自分は自分、他人は他人です。
自分の結果を出せるまでやり切るしかないのです。
“痩せる”よりも“健康体”を目指せ!
痩せる方法に「向き」「不向き」はあるようでない。
痩せるための方法はたくさんあるように見えて、最終的には「食事制限」にいきつきます。
「運動して痩せる!」というのも別に間違ってはいません。
でも運動はダイエットの定義には含まれていないのです。
ダイエットの正しい定義は、あくまで「健康維持のために自身の食事を制限する」ということです。
要は、日常の食生活の中で「食べ物の質と量を変える」ことでしかダイエットとしては成立しないのです。
もはやそれ以外で痩せる術はないともいえるのではないでしょうか。
痩せたいのなら、まず「健康体」を目指してください。
そもそも太る一番の原因は不健康なのです。
単に「痩せること」だけを目指すのはリスク。
健康と肥満は結びつくものではありませんから、健康体を目指すことが自然と適正体重に繋がっていきます。
それが最も本質的といえるのではないでしょうか。
悩むべきは、痩せた自分で何をしたいのか!
痩せることやダイエットに関してクヨクヨ悩んでいるのは、ハッキリいって時間の無駄です。
前述したように、何が何でも痩せる!と自分に誓ったのなら、悩むべきはそのあとです。
一体何のためにあなたは理想の体型になりたいのですか?
痩せた自分でこの先どんなことをしたいですか?
健康という自由を手に入れた人生を送りたいですか?
そんなことを考えるために、時間や労力を使うべきです。
ちなみに僕は肥満が大嫌いです。
自分の人生では許されないのです。
だって肥満はどこからどう考えても損失しかないじゃないですか。
自分は「自己管理できない人間です!」と顔に書いて街を歩いてるようなものですからね。
そんな情けない話ありませんよね。
化粧する前におしゃれする前にもっとやるべきことがあるでしょう!と叫びたくなる気持ちをこらえて日々を過ごしています。笑
体重計に乗る癖を!
体型維持に関して「体重」がすべてではありません。
でも1つの目安として、非常に大切です。
僕は1日に少なくとも3回以上は体重計に乗るようにしています。
意識しているのではなく、気になって仕方ないというだけです。
1日に何回も乗ったとしても、数秒程度で自分の今の状態を常々把握することができます。
食べすぎたなと感じたときは、結果体重はどれくらい増えたのか?
飲みすぎた翌日はどのくらい推移があるか?
朝、昼、夜と1日の中でも体重は一定ではありませんから、自分の体の癖を知ったうえで色々と対策を打つのにも非常に有効的なのです。
あっ、ちょっと待ってください!
まさか「痩せたい!」と思っているのに家に体重計がないとか言わないでくださいよ。
そんな人は、すぐさまAmazonでポチって下さい。
ダイエッターにとって体重計はマストアイテムなのです。
最終ゴールだけではなく小さなゴールも
いきなり今から10kg痩せようとなると途方もなく感じてしまいがちです。
最低限の計画と、小さなゴールをたくさん設けてください。
自分のモチベーションが削られない仕組みが大切です。
10kg痩せるのに対して、どれくらいの時間軸を設定しますか?
5ヶ月かけても全然良いと思います。
5ヶ月間で10kgの減量を目標とした場合、ざっくりと1ヶ月2kgですからね。そしたら簡単に感じられてさらにモチベーションは高まるはず!
あとは、とにかく頑張ってる自分を労って褒めてあげてください。
1kgでも2kgでも、前進していることには違いありませんからね。
あまりに自分に厳しすぎるのも考え物ですよ。
楽しく取り組むのが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
痩せるために、ダイエットに必要なのは何よりも強い願望です!
意識を変えてしまうことが自分を最終ゴールへと導く必須条件なのです。
そして強くイメージしてください。
痩せた自分、理想の自分を。
あとは最低限の計画を立て、自分を日々褒めながら最終ゴールへ導いてあげましょう。
ダイエットにセンスは不要!
覚悟を決めたあなたは、もう万年ダイエッターは卒業です。
Written by higashi itsuki(東 樹)