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断食でサーチュイン遺伝子を覚醒させろ!

サーチュイン遺伝子は、別名「長寿命遺伝子」「若返り遺伝子」とも呼ばれています。

普段は眠っている遺伝子ですが、ある一定の条件を満たすことで、覚醒し活発に働いてくれるのです!

専門知識や難しいことを理解していなくても大丈夫。

ちょっと日常生活に工夫を加えるだけで、あなたの体は若返りを始めてくれるのです!

“若返りを始めてくれる”なんてまさしく夢のような話ですよね。

人なら誰もが持つ遺伝子。それならしっかり恩恵を享受したいですよね!

サーチュイン遺伝子って一体何なのか!?その実態に切り込んでいきましょう!

目次

サーチュイン遺伝子はどうすれば覚醒するの?

サーチュイン遺伝子は人間なら誰しもが持つ遺伝子。
でも何も考えずに日常を送っていても、活発に働いてくれるわけではありません。

大切なのは、飢餓状態をつくることです。
ではなぜ、飢餓状態になると活発化するのでしょう。

それは人間の本能の1つである「子孫繁栄」と大きく関係しています。
飢餓状態にあるということは、それはつまり食べるものがない環境を意味しています。
人間の体からすると「今もし子供を作って産んだとしても、食べさせるものがない、育てられない」という判断になってしまいます。
でもそれでそのまま飢餓が続いて子孫が残せないとなると問題となってしまいます。
だから、食べ物が見つかるまで、飢餓状態が終わるころまで何とか健康を維持しよう!としてサーチュイン遺伝子は覚醒するというわけなのです。

具体的な覚醒条件

・断食を12時間以上継続させる
・1日に必要なカロリーから25%減
・適度なカロリー消費に繋がる運動

が挙げられます。

ただ、1日に必要なカロリーを25%減らしたり、運動でカロリーを消費しようとすると、まず正確な数値を導すことも難しい…。
自分の1日の必要なカロリーを正しく認識し、そこから25%を計算して何を食べるか考えることが必要となってしまうのです。
ぶっちゃけめんどくさくないですか!?
そういうところに労力をかけるよりは、「〇時間以上ご飯を食べない!」くらいの方が分かり易く取り組みやすいと思うのです。

一番簡単なのは「断食」

一番簡単なのは、「断食を12時間以上継続させること」です。
例えば睡眠を8時間取った場合だと、起きてから4時間以上何も食べなければ良いわけです。
正確には寝る直前に食べる人もなかなかいないでしょうから、8時間睡眠のうえで前後2時間ずつでも食べない時間を設けるだけで、12時間断食は簡単に確保できるのです。

そこでポイントになるのが朝ごはんです。
朝ごはんを取らない習慣を築いてしまえば、毎日サーチュイン遺伝子は一定の期間覚醒状態に入るというわけです。
わかりやすいですよね!

そして朝ごはんを取らないというのはさらに3、4時間ほど断食を継続させることができます。
少しの時間の工夫で16時間断食を日常に取り入れることが出来るのです。
だから「食べすぎがいかに体に良くないか」ということが、サーチュイン遺伝子の視点からも導きだせるわけです。

サーチュイン遺伝子の具体的な働き

サーチュイン遺伝子が覚醒し始めると、体内では以下のようなことが起こります。
まず、細胞内でエネルギーの元となるミトコンドリアが増えます。
細胞内で不要なたんぱく質、古いたんぱく質が新しく生まれ変わっていくのです。
まさしく細胞レベルで「若返っていく」のです。
これがオートファジーの働きですね。

あとは
・活性酸素を除去
・シミ、シワを予防
・脂肪の燃焼
・動脈硬化、糖尿病など、様々な病気の予防
が挙げられます。

これが長寿命遺伝子といわれる所以。
まさに夢のような遺伝子というわけなのです!

サーチュイン遺伝子が眠る条件

冒頭でサーチュイン遺伝子はある一定の条件で覚醒するとお話してきましたが、反対に眠ってしまうにも条件があるのです。

みなさん何かおわかりでしょうか。

そう、「インスリンの分泌」です。
インスリンは基本、血糖値が急上昇した時に過剰分泌されてしまいます。
そのするとサーチュイン遺伝子は眠りについてしまうのです。

わかりやすい食べ物の原因でいうと、「高GI食品」です。
白くて柔らかい精製されたものですね。
こういったものを減らすなど普段の食生活に少し気を付けるだけで、サーチュイン遺伝子をできるだけ長く活発化させられるというわけなのです。

最も効果があるのはファスティング!

ファスティングをやる場合、断食に要する時間は12時間どころではありません。
3日間となると、72時間以上もの間サーチュイン遺伝子は必死に働いてくれるわけです。
これもファスティングで体内に起きる炎症を抑え、健康促進に向いているとされる大きな理由の1つではないでしょうか。
ましてや、断食期間以外での準備食期間や回復食期間も似たような効果が得られます。
前述したような高GI食品は摂らないわけですから、約1週間ものあいだ若返りを行い、健康寿命を延ばしてくれるわけです。

これを知ってしまうだけで、ファスティングはやはり、健康維持に欠かせない取り組みの1つだということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

まとめ

サーチュイン遺伝子をうまく活用するだけでこれだけの恩恵が得られます。
人間の体は本当に神秘的で、知れば知るほど感銘を受けざるをえません。
日常生活に、ほんの少し工夫を加えるだけで良いのです。
そして是非一度ファスティングにも取り組んでみてはいかがでしょうか。

 Written by higashi itsuki(東 樹)
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