痩せたい！健康になりたい！そんな人はまず睡眠！！
十分な睡眠が健康維持に欠かせないことはみなさんもご存知でしょう。
睡眠は単なる休息だけではなく、いかにうまく活用するかで“痩せ”や“健康維持”に更なる効果を発揮してくれるのです！
「痩せたい！」と思い立ったとき、新たに食事制限や運動などに取り組む方が多いでしょう。
でも、なかなか続かない...、めんどくさい...。
そんな人は、毎日の睡眠を見直すだけでもしかしたら今の悩みが簡単に解消されるかも！
“寝るだけ”で得られる効果には絶大なものがあります。その魅力についてお話していきましょう。
目次
- ○ 睡眠が与える影響は計り知れない
- ・①睡眠は日常生活で最も消費カロリーが高い！
- ・②睡眠中は代謝酵素をチャージ
- ・③十分な睡眠はまさしく“プチ断食”状態
- ・④睡眠不足が過食を起こす
- ・⑤良いメンタルは十分な睡眠から
- ○ 人はどうして太るのか
- ○ まとめ
睡眠が与える影響は計り知れない
睡眠中となると、僕らの意識も眠ってるために、実際体の中でどんなことが起こっているのかわかりませんよね。
もちろん大前提として「休息」していることは事実。
ただそれだけではなく、体の中では色んなことが起こっているのです。
①睡眠は日常生活で最も消費カロリーが高い！
暑くて寝苦しいときなど、目覚めたら汗びっしょり…。なんてこともよくあると思います。
実は7時間以上の睡眠を取るだけで、人は約400kcalも消費しているのです！
厳密には男性で467kcal、女性で372kcal。※もちろん年齢や体型による個人差はあります。
1時間のランニングの消費カロリーと、ほぼ変わらないような数値です。
そして日常生活で消費カロリーが高いとされている階段の上り下りや、家事よりも睡眠は最も消費カロリーが高いのです。
十分な時間寝てるだけでこれだけカロリーが消費できるとなると、やはり睡眠不足は勿体ないですよね。
②睡眠中は代謝酵素をチャージ
潜在酵素の働きは大きく分けて「消化」と「代謝」です。
その働きをそつなくこなしていくには、まず十分な酵素の量が必要です。
500mlのペットボトルが今日あなたが遣える酵素の量だとしましょう。
そしてそこに入っている水が酵素だと置き換えてみてください。
一日を終え眠る頃には、水（酵素）を使い果たしたとしましょう。
十分な睡眠が取れている場合、翌朝には500mlのペットボトル満タンに水（酵素）がチャージされています。
睡眠不足の場合、チャージが完了してないがために、ペットボトルを満タンにすることが出来ません。
200mlとか300mlの水（酵素）で、翌日を過ごさなければならないというわけです。
酵素が十分にチャージされていないと、体内でのありとあらゆる作業に支障がでます。
睡眠が短いと、睡眠中にやるはずだった修復作業も終えることが出来ません。
すなわち、睡眠不足は酵素不足を引き起こし健康被害の元となるのです。
十分な睡眠は明日への酵素チャージの時間。
寝不足の日が辛く感じるのは、まさしく「酵素不足」が原因なのです。
③十分な睡眠はまさしく“プチ断食”状態
ダイエットに取り組まれる場合、もちろん起きている間に食事制限を設けようとすると、労力がかかりますよね。
でも睡眠中は食べようにも不可能な時間。
みなさん気づかないうちに自然と短期間の断食を行っているのです。
十分な睡眠は、1日の中でもっともスムーズに胃腸を休ますことができる。
つまり、何の無理もせずに断食の効果が得られるというわけです！
現代人は過食気味な人が増えてきています。
おそらく“十分な睡眠を確保できていないことも過食の原因”の1つなのです。
十分な睡眠と朝食を抜くだけで、ごく自然に16時間断食が行えます！
食べる時間を少しでも減らすことは、痩せるためにも健康促進にも良い影響をもたらしてくれるのです。
④睡眠不足が過食を起こす
睡眠不足はその度合いにもよりますが、健康状態に悪影響を与えます。
健康とは、生命維持活動を行うための全てのバランスが正常に整っていること。
そのバランスが崩れてしまうと、“いつも以上に過食に走ってしまいやすい”というのは研究データからわかっています。
専門的な知識がなくとも、ストレスから過食に繋がった経験は誰しもがお持ちのはず。
睡眠不足はストレスに繋がりがちです。
そういった影響を考えても、睡眠不足は過食を引き起こしてしまうのです。
⑤良いメンタルは十分な睡眠から
もちろん睡眠不足がもたらすストレスは、過食だけではありません。
ストレスというのは、精神状態を不安定にさせます。
一時的なものなら大して気にする必要はないかと思いますが、習慣化、慢性化すると非常に危険です。
肉体と精神は、互いに影響し合って支え合っています。
肉体か精神どちらか一方だけで「健康」が成立するということはあり得ないのです。
出来るだけストレスを溜めないためにも、十分な睡眠を心がけたいですね。
人はどうして太るのか
一般的には過食することが肥満に繋がるという考え方が多いかと思います。
でも実際は、どうでしょう？
逆説的な考え方も十分に成立するとも考えられるのです。
「人は過食するから太るのではなく、体が今まさに太りつつあるから過食に走るのである」という考え方です。
今回お話した睡眠不足が過食を引き起こすというのも、まさしくこの言葉を裏付けていると思いませんか？
僕らは食べすぎて太るのではなく、太りつつあるから食べすぎてしまう。
では「太りつつある状態」とは、一体どんなことに起因しているのでしょうか？
ストレス、栄養不足、栄養失調、精神バランスの崩壊、、、？などが考えられます。
もちろんあくまで1つの考え方にはなりますが。
少し個人的な体験談を。
僕は、お酒が大好きなのですが、飲みに出かけると羽目を外して明らかに飲みすぎることもあります。
思いっきり飲むと、やはり翌日は二日酔いに振り回されます。
そうなるといつもお腹が空かない時間帯に、無性に食べたくなったり、食べる量が明らかに増えたり乱れたりします。
「食事が乱れているなぁ...😂」とハッキリと自覚があるほどです。
これも「体が今まさに太りつつある状態」といえるのではないでしょうか。
まとめ
「睡眠」がいかに大切なものか、ご理解いただけたでしょうか？
十分な睡眠は、良い生活習慣の土台。
体と心に十分な休息、回復効果をもたらせてくれるのです。
とはいいつつも、寝すぎも注意！
個人差はあるかと思いますが、6時間以上10時間未満が「十分」と呼ばれる範囲です。
睡眠の素晴らしいところは、無料であり、何か改めて取り組まなければいけないものでもありません。
しっかりとした時間の確保だけで良いのです。
生活習慣の見直しの第一歩として、是非取り組んでみてはいかがでしょうか。